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インカムゲインは、アパート投資における主な収入といえます。具体的に、どのような収入なのでしょうか。ここでは、インカムゲインの概要とメリット・デメリットなどを解説します。
インカムゲインは、資産を保有することで得られる収入です。具体的には、株式投資における現金配当、投資信託における収益分配金、預金における受取利子などが該当します。アパート投資では、家賃収入がインカムゲインに該当します。ちなみに、保有資産の値上がりにより売却時に得られる差益をキャピタルゲインといいます。アパート投資では、インカムゲインだけでなくキャピタルゲインも狙えます。
アパート投資におけるインカムゲインには、メリットとデメリットがあります。押さえておきたいポイントは次の通りです。
アパートを保有している限り、インカムゲインを期待できます。賃貸契約が一定期間にわたり継続しやすい点、環境の変化がなければ家賃が下落しにくい点も魅力です。長期にわたり安定した収入を得やすい傾向があります。また、入居者が決まれば、収入をすぐに得られる点も見逃せません。キャピタルゲインを狙う場合、物件の値上がりを待つ必要があります。当然ながら、資産価値を高める取り組みも必要です。インカムゲイン狙いのアパート投資は始めやすいといえるでしょう。
毎月、コツコツと家賃収入を得られる反面、短期間で資産を大きく増やすことは難しいといえます。インカムゲインに期待できる利益は、1年間で物件購入価格の数パーセント程度です。インカムゲインだけでトータルの収支をプラスにしようとすると10年以上かかるケースが少なくありません。キャピタルゲインであれば、1回の取引で大きな利益を得られる可能性があります。
また「アパートの保有=キャピタルゲインの発生」とはならない点にも注意が必要です。空室が発生している部屋からキャピタルゲインは得られません。入居者が見つからない期間もローンの支払いや維持費は発生するため、月々の収支がマイナスになることも考えられます。長期にわたり安定した収入を得やすい傾向はあるものの、リスクがないわけではありません。
インカムゲインで狙える利益は、1年あたり物件購入価格の数パーセント程度です。短期間で大きな利益を得ることは難しいため、インカムゲインを狙う場合は基本的に長期間のアパート保有を前提とした投資になります。したがって、空室リスクはもちろん、毎月かかる経費や大規模修繕などを見据えてアパート投資を行わなければなりません。例えば、修繕費、空室リスクとも抑えやすい都心部のワンルームマンションを候補に加えるなどが考えられます。
入居者が決まれば、家賃収入を自動的に得られる点もアパート投資で活用したいポイントです。もちろん、メンテナンスなどは必要になりますが、方法次第では管理・運用の手間を減らせます。したがって、インカムゲインを狙えば、アパート経営を副業で行うことも目指せます。この点は、キャピタルゲイン狙いのアパート投資に期待しづらい強みです。
入居率についての記載があり、劣化対策等級3が標準仕様のアパートを建築する大阪の不動産会社を3社紹介します。
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ハウスクリエイト | アイケンジャパン | ⼤和財託 | |
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特徴 |
満室状態で投資をスタートできる | 社会⼈⼥性をターゲットとした物件を扱う | 医師向けの資産形成コンサルあり |
物件の立地 |
10分以内 の⼟地紹介可 |
15分以内 の⼟地紹介可 |
10分以内 の⼟地紹介可 |
住宅性能 |
防音耐震防犯防火 |
防音耐震防犯防火 |
防音耐震防犯防火 |
管理 |
3~5% | 不明 | 5% |